その水溜りの深さは

書き出し

25歳の誕生日まであと10日と1日。

気まぐれと、悪いことへの憧れから肺を黒く染め始めたあの日から何年が経っただろうか。

生活は追い詰められていた。

金銭的にではなく、心身共にである。

詰め込まれるばかりの仕事のスケジュールに追われながら、慣れないことでミスをしては安酒を煽るのが最近の僕の日常だ。

 

とはいっても、安酒を煽って空虚な妄想にふける癖は昔からなんだけどね。

音楽や映画、漫画やゲームに触れていると、様々な空想が自分の頭のなかで繰り広げられいつの間にかそっちの世界の虜になってしまう。

 

だから本当にその作品を愛しているのか不安になる時もあるし、本当に愛しているであろう人達と話しているとちょっぴり罪悪感を感じることもある。

しかし、昔と比べるとそんな時間もめっきり減ってしまった。

 

あの頃ああしておけばよかった、なんて月並みな後悔もあるけれどきっとあの時間から得られたものは大きかったし、得るべくして得た経験や知識だったようにも思う。

そんな日々から辿り着いた僕の生き方。

僕は文章を書く仕事がしたい。

雑誌を作る編集者やシナリオライター、そんな職業に憧れを抱いているんだ。

 

このブログはそんな憧れを現実にする為に、1日1日を無駄ではない時間にする戒めを込めて記しておくものにすることにした。

 

多忙な業務に追われ迷子にならぬよう、ここに書き記しておく。

 

もちろん遊び心も忘れずにね。


syrup16g - 生きているよりマシさ (MV)