その水溜りの深さは

日記

連休明けにしてはそれほど憂鬱ではない火曜日だった。仕事も特に不調ではない。

僕の職場は新人がよく辞める。僕よりも素直で勤勉な女の子が同じ部署に配属されたばかりだったが、僕よりも早くあのオフィスを去った。

4人いた同期もあと1人だけだし、彼女もだいぶ参ってるみたいだ。確かに制度がおかしいと感じるところも多いうえに電話業務が多いので辛い部分は多い、何より薄給だ。

だが正直なところ僕はまだ大丈夫そう。罵詈雑言やクレームには慣れっこだし、会社が訴訟を起こされたり二日酔いで現場を押し付けるヤツもいないし、夜はアホらしい接待で深夜まで拘束されることもない。研修がしっかりし過ぎて怖いくらいだ。昨日はだいぶ情緒不安定だったが、今は何とか前を向けそう。

在宅は通勤時間がないのが良い、通勤時間とGEOの延滞料金はこの世で最も無駄な損失の部類に位置すると信じている。

仕事のあとはひたすらターンテーブルを触っていた、上手くスクラッチ出来ないが楽しい。今持っているのは簡易的なコントローラーだが、もっとちゃんとしたのが欲しくなってきた。

いまの仕事を辞めないなら、もっと収入を上げる必要性を感じたのでお金の勉強を少しずつ始めた。胡散臭いYouTuberが関連動画に出てくるのはあまりいい気持ちはしないが、そうも言ってられない。胡散臭くても金持ってればそれはそれで正義だと思う。

今、僕の頭にあるのは好きな女の子のこと、DJのこと、収入を上げたいこと。1つはもうどうしようもないので残り2つは上手いこと時間を使ってどうするか考えていきたい。今のところ僕はUber Eatsをするくらいしか能がないのが悔しい。

それにしても、触るものが変わっただけで音楽のことはずっと意識しているなあ。

特に歌も楽器も上手くないのに。なんでだろ。

 

ライブハウスやバーでDJをやってみたい、そしてあわよくばお金を頂きたい。そして音楽と人について感じたことを書いてみたいとふと思った。ふと思ったことなのでホントかどうか自分でも分からない、明日には革職人を目指しだすかも。それでも、コロナさえなければもっと現場に行って色んなDJのプレイを見てみたいなあ。そんな時に出会ったのがカセットテープなんだけど、まあそれは別の機会に。

 

僕は要領の悪い人間だからあまり多くのことはできないし望んでもいけないので、やるべきことはしっかり見定めていかなくちゃならない。

まずは仕事をこなして、Uber Eatsでお金を稼ぐ。帰ってきたらmixを作る生活…ハードだが環境を変えたいならこのくらいは必要か。

あとはこの浪費癖を何とかしなきゃならない。

もっとお金にシビアになろう…。